STEP10|決済と引渡し
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- 住宅購入ガイド
決済と引渡しは、残代金を支払い、所有権を移転し、物件の鍵を受け取る手続きです。多くの関係者と資金が動くため、必要書類、支払方法、集合時間を事前に確認しておきましょう。
1 引渡し前の最終確認を行う
中古住宅などでは、決済前に現地で最終確認を行うことがあります。売買契約時に確認した状態から変化がないか、売主が行うと約束した修繕や撤去が完了しているかを確認します。
□ 契約上、残すことになっている設備がそろっている
□ 撤去予定の家具や残置物が片付いている
□ 約束した修繕や清掃が完了している
□ 新たな傷や不具合がない
□ 付帯設備表と現地の状態が一致している
気になる点があれば、担当者に確認のうえ必要に応じて写真を撮り、決済前に不動産会社へ伝えましょう。
2 決済当日の主な流れを確認する
一般的には、司法書士による本人確認と書類確認、住宅ローンの融資実行、残代金や諸費用の支払い、登記申請、鍵と関係書類の受け取りという順に進みます。取引や金融機関によって、場所や順番は異なります。
3 当日に支払う金額と方法を確認する
- 売買代金の残額
- 登記費用
- 仲介手数料の残額
- 住宅ローン関係費用
- 火災保険料(必要に応じて地震保険料)
- 固定資産税、管理費、修繕積立金などの精算金
不動産会社、司法書士、金融機関から届いた案内を一つにまとめ、支払先、金額、支払方法を照合します。インターネットバンキングを使う場合も、事前に振込限度額や当日の認証方法を確認してください。
4 司法書士による登記手続きを確認する
司法書士への依頼と本人確認、必要書類の準備は、通常、決済日より前に進めています。決済当日は、司法書士が書類と入金を確認したうえで、所有権移転登記や抵当権設定登記を申請します。
登記完了後に受け取る登記識別情報などの書類は、将来の売却や相続でも必要になるため、大切に保管しましょう。
5 鍵と関係書類を受け取る
玄関、共用部、郵便受け、宅配ボックスなど、鍵の種類と本数を確認します。取扱説明書、保証書、管理関係書類も受け取り、紛失しないようまとめて保管しましょう。
マンションの場合は、管理会社への届出、駐車場・駐輪場、引越しの申請方法を確認します。戸建の場合は、設備の保証書、境界や越境に関する資料なども確認してください。
6 入居に必要な手続きを進める
鍵を受け取った後は、契約条件に従って入居やリフォームを開始できます。電気・ガス・水道、インターネット、転居届、学校や勤務先への届出などを順番に進めます。
売買契約後から引渡し前にリフォームの現地調査を行う場合や、引渡し直後から工事を始める場合は、売主、不動産会社、管理会社、施工会社と日程や申請条件を事前に調整しておきましょう。
決済・引渡しのチェック項目
□ 本人確認書類、実印など指定された持ち物を用意した
□ 必要資金、支払先、振込方法を確認した
□ 振込限度額と当日の認証方法を確認した
□ 引渡し前の物件状態を確認した
□ 司法書士の登記書類を確認した
□ 鍵の種類・本数と受け取った書類を確認した
□ 管理会社やライフラインの手続きを確認した
□ 登記や契約の重要書類を保管する場所を決めた
STEP10から次へ進む目安
引渡しで住宅購入の手続きは一区切りですが、購入後には不動産取得税、固定資産税、住宅ローン控除の確定申告、定期的な点検や修繕などがあります。最後のSTEPで、入居後に必要な手続きを確認しましょう。