STEP8|売買契約

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2026.09.21
  • 住宅購入ガイド

購入申込の条件がまとまり、住宅ローンの事前審査結果も確認できたら、売買契約へ進みます。

売買契約では、物件の状態、権利関係、費用、解除条件、引渡し時期など、購入後の暮らしと資金計画に関わる内容を確定します。分からない言葉を残したまま署名・押印せず、事前に資料を読み、担当者へ確認することが大切です。

1 契約書類は事前に確認する

当日に初めて書類を読むのではなく、可能であれば事前に案を受け取り、質問を整理しておきましょう。主に確認する書類は次のとおりです。

□ 重要事項説明書

□ 売買契約書

□ 物件状況報告書

□ 付帯設備表

□ 管理規約や長期修繕計画などの関係資料(マンションの場合)

2 重要事項説明で物件と取引条件を確認する

重要事項説明では、登記上の権利関係、法令上の制限、道路、インフラ、管理状況、災害リスク、契約解除に関する事項などが説明されます。

資料の内容と、内見時や購入申込時に聞いた説明が一致しているかも確認しましょう。気になる点は「問題ありませんか」だけで終わらせず、具体的な影響や今後必要になる対応まで質問すると理解しやすくなります。

3 売買契約書の金額・日程・条件を確認する

売買契約書では、売買代金、手付金、支払日、引渡し日、契約不適合責任、設備の扱い、解除条件などを確認します。

□ 売買代金と手付金の金額

□ 残代金の支払日と引渡し日

□ 固定資産税や管理費などの精算方法

□ 残してもらう設備と撤去される物

□ 契約不適合責任の範囲と期間

□ 手付解除や違約解除の条件

□ 住宅ローン特約の内容と期限

4 住宅ローン特約は対象・期限・手続きを確認する

住宅ローン特約は、契約で定めた条件の住宅ローンが承認されなかった場合に、一定の期限と手続きのもとで契約を解除できるようにする条項です。どのような場合でも自動的に適用されるわけではありません。

□ 申込予定の金融機関や借入金額が契約内容と一致しているか

□ 融資承認の期限と解除期限はいつか

□ 否決時に必要な連絡や書類は何か

□ 買主側の事情による借入条件の変更が対象外となる場合はないか

5 付帯設備と物件の状態を確認する

中古住宅では、給湯器、エアコン、食洗機、照明など、引渡し時に残る設備と、その不具合の有無を付帯設備表で確認します。物件状況報告書では、雨漏り、給排水管、建物の不具合、近隣関係など、売主が把握している事項を確認します。

「あると思っていた設備が撤去される」「聞いていなかった不具合がある」といった行き違いを防ぐため、現地で見た状態と書類を照らし合わせましょう。

6 契約後の変更や解除には条件がある

売買契約後に条件を変更したり契約を解除したりする場合は、契約で定めた条件と手続きに従う必要があります。

解除の理由や時期によって、手付金を放棄する手付解除、違約金が発生する契約違反による解除、住宅ローン特約による解除など、取り扱いが異なります。

解除できる条件と期限、手付金の取り扱い、違約金などの金銭的負担について、署名前に確認しておきましょう。

売買契約前のチェック項目

□ 重要事項説明書と売買契約書を事前に確認した

□ 物件状況報告書と付帯設備表を確認した

□ 金額、支払日、引渡し日を確認した

□ 住宅ローン特約の対象、期限、手続きを確認した

□ 解除条件と手付金・違約金の扱いを確認した

□ 分からない言葉や気になる点を担当者へ質問した

STEP8から次へ進む目安

契約内容に納得して署名・押印し、手付金を支払ったら、住宅ローンの本審査と融資手続きへ進みます。契約後は勤務先や借入状況などを大きく変えないことも重要です。

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