STEP11|購入後の手続きと住まいの管理
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- 住宅購入ガイド
住宅購入は、鍵を受け取って終わりではありません。入居後には、税金、確定申告、保険、建物の管理、書類の保管など、確認しておきたいことがあります。
制度や期限は購入時期、物件、個人の状況によって異なります。届いた書類は内容と期限を確認し、分からない点がある場合は、税務署や自治体などの窓口へ早めに相談しましょう。
1 購入関係の書類をまとめて保管する
- 売買契約書
- 重要事項説明書
- 登記関係書類
- 住宅ローン契約書類
- 物件状況報告書と付帯設備表
- 図面や管理関係書類
- リフォームや修繕の契約書・記録
これらは、確定申告、修繕、保険請求、将来の売却などで必要になることがあります。紙の原本を保管するとともに、検索しやすいようデータ化して整理しておくと便利です。
2 住宅ローン控除の対象と手続きを確認する
住宅ローン控除には、住宅の性能、床面積、入居時期、借入期間、所得などの要件があります。制度は変更されることがあるため、購入した年の最新情報を確認してください。
適用を受ける場合、初年度は原則として確定申告が必要です。給与所得者は、2年目以降に年末調整で手続きできる場合があります。必要書類と申告期限を早めに確認しましょう。
3 不動産取得税などの案内を確認する
住宅を取得すると、不動産取得税の案内が届くことがあります。一定の要件を満たす住宅や土地には軽減措置がありますが、申告が必要な場合や提出期限が設けられている場合があります。
自治体から届く書類を確認し、分からない点は物件所在地を管轄する都道府県税事務所などへ確認しましょう。
4 固定資産税と毎年の住居費を把握する
住宅を所有すると、固定資産税・都市計画税などの負担があります。マンションでは管理費と修繕積立金、戸建では将来の修繕資金も必要です。
毎月の住宅ローン返済だけでなく、年単位で発生する税金や保険、数年ごとの設備交換も家計に組み込みましょう。
5 火災保険・地震保険の内容を確認する
火災保険と、加入している場合は地震保険について、補償範囲、免責金額、保険期間、事故時の連絡先を確認します。保険証券や契約内容が分かる書類は、すぐ取り出せる場所に保管しましょう。
リフォーム、家族構成、家財の変化などがあったときは、補償内容が現在の暮らしに合っているか見直します。
6 建物と設備を定期的に点検する
小さな不具合を早めに見つけることで、大きな修繕を防げる場合があります。設備の保証期間、点検時期、交換履歴を記録しましょう。
マンションでは管理組合からの案内や総会資料にも目を通し、修繕計画、修繕積立金、工事予定を確認します。戸建では外壁、屋根、防水、給排水設備などの状態を定期的に確認します。
7 将来の売却に備えて記録を残す
購入時の書類、修繕履歴、リフォーム内容、設備交換の記録は、将来売却するときの説明資料になります。工事前後の写真、契約書、領収書、保証書をまとめておくと、住み替えを考えたときに慌てずに済みます。
入居後のチェック項目
□ 購入・ローン・登記関係の書類をまとめて保管した
□ 住宅ローン控除の対象と手続きを確認した
□ 不動産取得税など自治体からの案内を確認した
□ 税金、管理費、修繕費を含む年間の住居費を家計に組み込んだ
□ 火災保険と地震保険の内容・連絡先を確認した
□ 点検、修繕、設備交換の記録を始めた
□ 管理組合や自治体からの案内を確認した
住み始めてからも相談先を確保しておく
住まいは、購入後も手入れをしながら維持していくものです。税金は公的窓口、建物や設備は管理会社・施工会社、不動産の売却や住み替えは不動産会社というように、内容に合った相談先を把握しておきましょう。